薬草と漢方と薬膳と。人生をあらわすキーワードを考えてみた

最近、小川洋子さんのエッセイ『遠慮深いうたた寝』を読みました。
読むたびつい微笑んでしまう、お気に入りの文章をひとつ。

私の人生は、犬の散歩、ご飯の支度、野球観戦、原稿、だいたいこの4つで事足りている。

小川洋子 『遠慮深いうたた寝』 河出書房新社 2021年(P96)

このシンプルさがたまらなくツボです。おなじエピソードの中に、もうひとつ印象的なことばがあります。
“何の役にも立たないことを一生懸命しているその時、小さな幸せが心に訪れる”

小さな幸せ……わたしは「読書」かなと思います。

わたしの人生をあらわすキーワードのひとつは”体にいい食事”。
薬膳や漢方などに興味があり、読書で得た知識を日々の生活にとりいれています。

櫻井大典さんの『まいにち漢方』は、日めくりで毎日読んでいます。購入して4年くらいになりますが、その日の体調によって取り入れたいことも変わるので、じぶんの生活を見つめなおすきっかけをくれます。

最近は、新田理恵さんの『薬草のちから』に影響されて「薬草茶」にはまっています。生活のなかに手軽に取り入れられて、飲んだあと20分くらいで体がポカポカしてくるのも嬉しいです。
薬草茶は、高原町の「山下薬草店」さんで購入しています。

ちなみにわたしの人生は、猫を愛でる、7時間睡眠、体にいい食事、念入りなさんぽ、制作、模様替え、だいたいこの6つで事足りています。

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カイミサ|本と珈琲とネコ

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