公園、河川敷、カフェなど外に開かれた空間も好きですが、ひとりきりで過ごす静かな家はもっと好きです。ちょっと疲れたときも、家に帰るとホッと癒されます。
今日はゆっくりしたいな、気ままに過ごしたいな、と思ったときのお供はやはり、本にまさるものは無いのではと思います。
本は、インターネットの情報とはちがい、じっくり味わうのに向いています。以前は映画やYouTubeもよく見ましたが、インターネットは底なし沼です。大量の情報をたれ流すことにも疲れてしまいました。
本をよく読むようになってから気づいたのですが、わたしはことばが好きです。いろんな本を読むほどに、好きが増してゆきます。本を読まなければ出会えなかったような表現を知るごとに、胸がいっぱいになります。ことばもさることながら、作家さんの感受性はとてもおもしろいです。読書をとおして、あたらしいじぶんに出会えるような気がしています。
わたしは暮らしの「空間」をできるだけ居心地のよいものにしたいと思っています。そして、わたしの「読書空間」に欠かせないもの、それはソファです。
ソファでゆったりとくつろぎながら、ベランダのグリーンや空を眺めたり、となりで眠っているネコをなでたり、本棚に手をのばして「こんな本もあったなあ」とパラパラページをめくったり。こういう時間を過ごせるから、家が好きなんだろうなと思います。
本とソファのある暮らしは、なんとも幸せで良いものです。
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