梅雨空の週末。田植えの手伝いで、日之影町の義実家に帰省していました。
機械で苗を植えたあとの補植作業をします。
ひんやりした山水と、先祖伝来の土を、”田植え足袋”ごしに感じながら、黙々と。
田植えは、無心になれるので好きです。
日之影町の実家をとおして、ディープな日之影文化に触れ、いつもワクワクしています。
田植え、稲刈り、郷土料理、季節の食材、竹細工、わら細工、はじめて聞く言葉、土地に伝わる神楽や歌舞伎……などなどたくさん。
そして日之影町の風景が大好きです。
日之影の町は、四方を山にかこまれた谷に鎮座まします。
山の斜面につくられた集落や、いくつもの小さな棚田。その静謐な光景は、いつも新鮮な感動を与えてくれます。
祖父母の時代は今のように国道も通っておらず、人びとは山をこえ谷をこえ、何時間もかけて移動していたそうです。
いまは高速も開通し、宮崎市から2時間ほどの気楽な距離になりました。
夏の日之影町は、宮崎市よりも空気がすこしひんやりします。下界の暮らしに疲れた体を、日之影町でぜひ癒してほしいです。温泉もありますよ。
日之影町の推しフード
日之影町に帰省したときに必ず購入する、お気に入りのフードをご紹介します。
すべて道の駅 青雲橋（せいうんばし）で手に入ります。
福田酒造さんの「味噌漬け」
福田酒造さんの「味噌漬け」は、物産館 おかげさま市場で購入できます。
しょうが、にんじん、ごぼうなど数種のお野菜たちのパリパリ食感と、素材の香り、そして手づくり味噌の香しさがごはんに合う〜！感動のあまり、味噌漬け仕込みの弟子入りを妄想したほどです。
これを冷蔵庫に常備していると、心も体も安心します。
ちなみに「粕漬け」も、ごはんに合う絶品です。
もも焼きナナちゃんの「炭火もも焼き」
もも焼きナナちゃんの「炭火もも焼き」は、道の駅駐車場の特設テントで購入できます。ふだんは週末のみ営業されています。
日南鶏のもも肉をスパイスで味つけし、骨ごと炭火で焼いた「もも焼き」。しっとりやわらかいお肉とスパイス、炭火の風味は、ナナちゃんでしか味わえないおいしさです。希望したひとは食べやすい大きさにカットしてもらえます。
ナナちゃんは店主さんで、いつも店頭にいらっしゃいます。笑顔の素敵な方です。
▽もも焼きナナちゃんのインスタグラム
https://www.instagram.com/momoyaki_nanachan/
レストラン ひのおかげの「うな丼」と「チャンポン」
レストランもよく利用しますが、定番は「うな丼」か「チャンポン」です。
推しのうな丼は、うなぎがプリふわ&甘くてやさしい味付け（わたし好み）。お値段リーズナブルなのにボリュームもあって、幸せになれます。
チャンポンのおいしさは言わずもがな。周りを見わたすと、けっこうな確率でチャンポンを召し上がっているお客さんがいます。
道の駅 青雲橋のレストランでは、愛情たっぷりの郷土料理が食べられます。
地元の人もよく利用するので、いつも賑わっていてアットホームな雰囲気です。
▽道の駅 青雲橋のホームページ
https://hinokagecho.com/seiunbashi.html
道の駅 青雲橋は、国道沿いで駐車場もゆったりなので、気軽に行けるお気に入りの場所です。
東側のテラス席からは日之影川方面の雄大な山々を臨めます。物産館 おかげさま市場で購入した”よもぎ団子”や”ソフトクリーム”を食べてひとやすみ。至福です。
可憐なお花もお安く買えるので、楽しみのひとつです。
初夏はアスチルベが旬です。
