デイサービス・訪問看護のお仕事。ホームページ制作を通して気付いた大切なこと

「人生の先輩から学ぶことがあります。介護の仕事をしていないと気付けなかったことや、気付くのがもっと先になっていただろうな、ということも。あの方は『いまがいちばん幸せ』とおっしゃるんですよ。」

田村社長の視線の先にいたひとりの利用者さんは、病気を経験して出来ないことが増えたからこそ、ひとりで完璧にしようとせずに、人に任せることができるようになったそうです。そして、支えてくれるご家族への感謝の気持ちをいつも持ち続けているそうです。

リハビリ特化型デイサービスと訪問看護ステーションの２大事業を展開されている、株式会社TMリハサービスさん。お世話になっている方の紹介で、この度ホームページ制作（リニューアル）のご依頼をいただきました。

去る5月中旬、デイサービスの利用者さんとスタッフさんの半日〜1日に密着して、新ホームページのための写真撮影をおこないました。撮影をとおして、たくさんの利用者さん、スタッフさんの表情に出会いました。

リハビリ特化型のデイサービスを利用される方は、比較的介護度の低いお元気な方が多いです。とはいえ、病気や高齢で思うように体を動かせなくなっている方がほとんどです。
それでも、ここに通ってこられるみなさんは、いまの瞬間瞬間を大切に過ごされているように感じました。

黙々とご自身のリハビリに取り組む利用者さん。
半日のデイサービスは主に3つのプログラム（専門のリハビリ、筋トレや歩行訓練、電気治療などの物理療法）からなりますが、これだけのメニューを3時間しっかりおこなうのは、体力もいるだろうなあと思います。

田村社長がおっしゃるには「みなさんよく頑張るので、良くなるんですよ」とのこと。
そっか、病気になっても高齢になっても元気は取り戻せるんだ。あたりまえのことに気付かされた瞬間でした。

利用者さん同士で和やかにお話されたり、リハビリを楽しまれていたり。
とある利用者さんは、理学療法士のリハビリを終えるなり「満足した〜！この満足そうな顔撮って〜」と、カメラの前で満面のスマイル。大笑いしてしまいました。

途中、マッサージ器にすわってウトウトしている人、ベッドに横になりながらマッサージをうけてウトウトする人も。「気持ちいいと眠くなりますよね」と、心のなかでそっと話しかけました。

TMリハサービスさんのアットホームな雰囲気と、スタッフみなさんのチームワークにも感動しました。

「ひさしぶりね〜！」と、利用者さんと手をとりあう姿や、手をふって「またね〜」と笑顔でお別れする姿も、日常にあふれている光景なのに、なぜか胸に沁みました。
感動しっぱなし、胸に沁みてばかりの1日でした。

この日をきっかけにわたしは、介護の仕事により興味をもつようになりました。デイサービス・訪問看護は、地域の方にとって必要不可欠なサービスだということを強く感じています。

株式会社TMリハサービスさんの取り組みを、もっとたくさんの方に知っていただきたい！そういう気持ちで、ホームページを制作しました。ぜひご覧になっていただけると嬉しいです。