40代を目前にしてこれまでの経験が繋がりはじめた

昼寝する猫

やりたいことがわからない時に

昔から飽きっぽくて、何をしても長続きしないのが悩みでした。転職を繰り返してきた20代、30代前半までは「会社に認められたい」とか「稼げるようになりたい」と必死でした。

会社員をしていた34歳くらいのときにふと「この生活がこの先もずっと続くのかな」という疲れを感じました。転機となったのは、コロナ禍でした。家で過ごす時間が増えたので猫を飼い始めたら、ものすごく癒されて。家でできる仕事をしたいなと思いましたが「自分がやりたいことってなんだろう?」とか「自分がこれまでやってきたことがだれの役に立つんだろう?」とか、何もわからなくなりました。そして、ゆっくり考える時間がほしかったこともあり、3年間お世話になった会社を辞めました。

そんな折、元同僚のすすめもあってパッケージデザインの業務委託を受けてみたところ、意外に評判が良くて。純粋に楽しいことを仕事にできるっていいな、と思いました。そこから少しずつ紹介で仕事をもらえるようになり、今も楽しく仕事を続けさせてもらっています。

わたしの場合はやりたいこととデザインが繋がりましたが、余暇に趣味を楽しみたい人もいれば、子どもとの時間を優先したい人もいるでしょう。楽しいことを仕事にする人もいれば、そうでない人もいます。人生の中で何を大切にするかは人それぞれですし、変わってゆくものだと思います。いま、あなたの足元にある幸せを大切に、毎日を過ごしてほしいと思います。

こうなりたい!って一生懸命発信していく

成功したい、認められたい、有名になりたいと子どもの時から思っています。でも、自分にはそこまでの才能がないことを今はわかっています。だとすると、自分で「こうなりたい」と一生懸命発信していかないと、見つけてもらえないんだろうなと思います。このブログも、そういう思いから書いています。

過去の自分と比べていまの自分がもっと好きか

たくさん悩んできた人生ですが「5年前の自分より今の自分が好き」と言いたい。これからも変わっていく自分を、その時々できちんと認めてあげられるように。だれかと比べるのではなく、縦軸で自分の成長を認めてあげたいです。

不安がりだから言葉にできることがある

仕事のこと、家族のこと、将来のこと、いつも不安を感じています。もともとネガティブな性格なので、不安がるのは仕方ないことと受け入れています。底の底まで落ち込んだら、あとは這い上がるしかないので。同じように不安に感じている人へ、不安な気持ちや、その不安をどう乗り越えたかなどを、言葉にして伝えられるといいなと思います。

40代を目前にしてこれまでの経験が繋がりはじめた

悩むことは苦しかったけれど、苦しかったからこそ一歩ずつでも前に進めたのかなと思います。たとえ小さな一歩でも、進み続ければどこかにたどり着けると信じて。いま振り返ると、その積み重ねが今に繋がっていると思います。

あなたなら大丈夫だよと伝えたい

たくさん苦しんだからこそ、人の気持ちを理解できる。たくさん傷ついた分だけ、人にも優しくなれる。だから、今悩んでいる人には「あなたなら大丈夫だよ」ということを伝えたいです。